
賃貸についての情報を紐解きながら解説しています。 例年、学科試験の合格率が15〜18%ほど、そのあとの製図試験が30〜40%前半、総合の合格率は10%に満たない狭き門です。受験資格も厳しく、建築の専門教育を受けていない者の場合、二級建築士の受験資格を得るには7年以上の実務経験が必要とされています。建築の専門教育を受けている者の場合、その程度に応じて必要な実務経験期間が短縮されるいう待遇もあります。職業能力開発短期大学校で、また2級は高等学校、中等教育学校で、それぞれ取得に応じた実務経験年数が定められるなどでしたが、建築をめぐる様々な事件が起こったせいで、2008年に建築士法が改正されました。
受験資格も合格率も厳しく、やっと手にすることができる一級建築士の免許。実務経験を積み、仕事と専門学校を両立して、やっと合格できたなら、ぜひ弟に戸建てを注文したい、それが夫の夢です。「今住んでいる家は、両親のものではなく、借りているものなんだ」と私が知ったのは小学校に上がる前か1年生くらいの頃でした。まさか、家が賃貸だとは思ってもみなかった幼い頃。
当時住んでいたのは和歌山南部の、町というより村のような田舎で、庭付きの古い一戸建てに住んでいました。毎月、母親に頼まれて、封筒を一つ、お隣さんに持っていくのが私の仕事で、お隣さんは同じ敷地にある一戸建てで、独身のおばさんが一人で住んでいたと記憶しています。何回かしてから、その中身が一万円札だということがわかりました。たぶん、2枚入っていたような気がします。